すべてのお母さんを、一人にしない

特定非営利活動法人Lotus（ロータス）は2010年に24時間対応（当時）保育園を設立し、2012年にNPO法人化。屋内遊び場、コミュニティカフェ、木育キャラバンと様々な取り組みををしている団体です。保育園は、認可ロータス保育園と認可外ロータスキッズ保育園の2施設があり、日曜祝日保育の先駆けとして働く保護者、育児世帯の「困った」に対応してきました。

特定非営利活動法人
Lotus

　今回はロータスで行っている事業のひとつ「木育（もくいく）」についてご紹介します。
　木育とは「三つ子の魂百まで」といわれている様に、乳幼児期から自然素材（木）に触れて育つ事によって、子どもたちの感性豊かな心を育むプログラムです。ロータスでは五感の育成に着目し、将来の豊かな人間関係の構築木育が大切であると考え、「木育広場もくれん」を創りました。
　もくれんは、震災後に子どもたちが安心して遊べる屋内遊び場としてオープンした、地域と人とが繋がれるコミュニティの場、多世代間交流のプラットフォームです。館内の遊具はすべて木製で、巨大木やすべり台、ひのきのたまごプールなど、子どもたちに大好評です。子どもから大人まで、木に触れる事でリラクゼーション効果が期待でき、「もくれんで遊んだ日はぐっすり眠れる」との声があるそうです。

　また、自治体や児童養護施設など様々な場所に出向き、どんな場所でも木のおもちゃや遊具でいっぱいにして自然に親しむ木育の場を提供する「木育キャラバン」を実施しています。この事業は震災後のイベントで、家族を失ってしまった子どもたちが、持ち込んだたくさんの木製おもちゃで楽しそうに遊ぶ姿を見て、理事長の山口さんが、会津にあるもくれんに行けない子どもたちの為に「出張キャラバンをしよう！」との想いでスタートさせました。「最近はSDGｓモノづくり体験の出張も人気で、私たちがお手伝いすることでお父さん、お母さんが子育て楽しめる環境を作っていきたい」と山口さんは話します。さらに「来春、新しい施設を開設予定で、地域、まち、通りの活性化、賑わい作りにロータスが貢献できる子育て支援施設を目指します」と力を込めます。
　あなたのまちにも木育キャラバンを呼んで、子どもたちを笑顔にしてみませんか？

◆2023年12月15日発行ニュースレターより◆

活動内容

子育て中の家族と、それを支援する地域住民、地域団体及び社会に対して、保育園の運営、保育と子育てに関する支援、食の安全・安心のための活動、障がい者等の社会的弱者の社会参画支援などの事業を行うことによって、子育て環境の充実及び地域社会の振興と発展に寄与することを目的とする。
（2012年02月21日認証）

活動分野

①保健・医療・福祉
②社会教育
③まちづくり
⑥学術・文化・芸術・スポーツ
⑨地域安全
⑩人権・平和
⑫男女共同参画社会
⑬子どもの健全育成
⑲ＮＰＯ等支援

住所

〒965-0042
福島県会津若松市大町2丁目8-14-2F

連絡先

Tel：0242-32-2255
Fax：0242-32-5050
E-mail：lotus@lotusgroup-aizu.com
HP：https://www.lotusjapan.org/