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福島のいま、そして未来の親子を支えます!
特定非営利活動法人OYAKODO (おやこどう)ふくしまは、2014年に設立された団体です。設立のきっかけは、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故で発生した放射性物質の汚染や風評被害により、福島に住む親子の今後の生活を案じた前代表理事の横田民の思いから。親子が笑顔で過ごせるよう、福島だからこそできることを率先してやっていこうと、仲間たちと団体を立ち上げました。
特定非営利活動法人
OYAKODOふくしま
主に①食育プロジェクト②男性の育児参画(ワークライフバランス、イクメン、イクホス) ③理事であり絵本作家でもある、あきばたまみ民をプロジェクトリーダーとした「絵育 (えいく)」プロジェクトの3つを柱に活動を行っています。
食育では、野菜の育て方から収穫まで、野菜の生育過程を、親子で体験をしながら学ぶことができます。絵育では収穫したキュウリなどの野菜をモチーフにした図画工作をすることで、自分たちが普段食べている食材に興味を持ち、食事を大切にする気持ちを育んでいます。また、親子だけでなく、県内外の学生の農業体験の受け入れも行っています。
OYAKODOふくしまでは、"連携"を大切にして活動を行っており、それぞれのご家庭はもちろん、地域、学校、病院や飲食店など、様々な分野との連携により福島に住む親子によりよい子育ての場を提供しています。
「食育は普段の生活にもつながっています。植物を育てることと、子どもを育てることって実は似ているんです。キュウリの実が曲がるのは、生育過程でストレスがかかるから。人間も同じで、ストレスなく子どもを育てることが親御さん自身の心身の健康につながり、それを受けて育った子どももまっすぐに育っていくのではないかと思います。畑というのは子どもだけではなく、親も、私たち自身も学べる場なんです。」と、現代表理事の設楽さんはおっしゃいます。
現在は親子向けの活動だけでなく、畑を活用した婚活事業なども行っており、福島で新たに暮らしていく人たちや、子育てをしたいと考えている人たちを根本から支える 取組も行っています。
OYAKODOふくしまでは、これからも福島で暮らす親子が笑って暮らせるアプローチを行っていきます。
◆2023年3月6日発行ニュースレターより◆
- 活動内容
- 子育てに関わるすべての一般市民に対して、子育て支援に関する事業や子どもの育成を支える地域コミュニティづくりに関する事業を行い、子どもの健全な育成と子ども及び子育て親の多様性を認め合いながらそれぞれが活気ある暮らしを送ることができる地域づくりに寄与することを目的とする。
- 活動分野
- ②社会教育
③まちづくり
⑥学術・文化・芸術・スポーツ
⑦環境保全
⑩人権・平和 ⑪国際協力
⑫男女共同参画社会
⑬子どもの健全育成
⑯経済活動の活性化
⑰職業能力開発・雇用拡充
⑱消費者保護
⑲NPO等支援
⑳条例で定める活動 - 住所
- 〒962-0052
福島県須賀川市山寺町87番地
- 連絡先
E-meil:oyakodo.fukushima@gmail.com