ふくしま地域活動サポートセンター

福島県・復興へ向けた多様な主体との恊働推進事業「NPO法人等基礎的能力強化事業」(内閣府「NPO等の運営力強化を通じた復興支援事業交付金」)

Pick Up NPO

「『伝える』から『つなぐ』へ」

平成20年、名称を「須賀川知る古会」と変えまちの魅力を再発見する活動を始めた知る古会。スタートは築90年になる繭蔵の保存・再利用を目指した活動でした。残念ながら平成20年に繭蔵は解体され、以後まち全体が活動の舞台になりました。平成22年には、東京大学と日本大学と連携して須賀川の歴史・文化・お宝を載せた「ヘリテージマップ街楽」を作成しました。知る古会のシンボルマークは、古きを知ると汁粉にかけ「みんなでお汁粉を食べて頑張ろう」との思いから、お汁粉が入ったお椀の絵になりました。

まちの知恵の継承
須賀川知る古会

活動5年目を迎えた年に起こった東日本大震災は、須賀川に多くの被害をもたらし、歴史的建造物や石蔵・土蔵が壊れ姿を消していきました。市街地から1キロほど離れた旭ヶ丘公園内の朝日稲荷神社の社殿・神楽殿もその影響を受けましたが、会が中心となって平成25年10月に神楽殿は復旧することができました。また、拝殿から貴重な絵馬108点が震災後ただちに文化財レスキューされ福島県立博物館に寄託されています。震災でまちが変わっていく中で感じたことは「活動しながら古いものやまちの魅力を遺せないだろうか」ということでした。

現在は、小学生とまち歩きをしながら「須賀川の歴史・文化」を伝える活動も行っています。「自分たちもまちのことを知る度に、須賀川に住んでることが楽しくなってきた」と話されます。「須賀川の先人たちを知り地域に誇りを持ってもらう。まちの良さを次世代の子どもたちに伝え愛着心を繋いでいく」
これからもその思いを須賀川知る古会活動の源として福島の復興を支えていきます。

◆2015年9月16日発行ニュースレターより◆

 活動内容
須賀川の歴史・建築物・景観・樹木・人との交流を通して、まちへの関心や愛着心
を深め、誇りを持ち、地域の歴史文化の継承とまちが活性化することを目的として
います。
(平成18年設立)
 住所
〒962-0839
福島県須賀川市大町16番地
 連絡先

TEL:0248-75-3005
FAX:0248-75-3006
URL:http://shiruko.cocolog-nifty.com/

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